私のつむじが薄い?と感じた日の戸惑い

投稿日2020年3月12日 投稿先 男性化粧品

ある日、ふと美容院で合わせ鏡をしてもらった時、自分のつむじが以前よりもはっきりと地肌が見えていることに気づき、言葉を失いました。それまで、髪の量には比較的自信があったので、まさか自分が薄毛で悩むことになるとは夢にも思っていませんでした。三十代後半に差し掛かり、仕事や育児で忙しい日々を送っていたものの、特に大きな体調の変化を感じていたわけではありません。しかし、その日を境に、自分のつむじが気になって仕方なくなりました。朝、髪をセットするたびに鏡で確認し、外出先でも窓ガラスに映る自分の頭頂部をこっそりチェックしてしまう。友人との会話中も、相手の視線が自分の頭にいっているのではないかと不安になることもありました。最初は気のせいだと思いたかったのですが、スマートフォンのカメラで撮影してみると、やはりつむじ周辺の地肌が以前より透けて見えるのです。その写真を見た時のショックは今でも忘れられません。どうして私だけ?何がいけなかったのだろう?と、ネガティブな考えばかりが頭をよぎりました。インターネットで「女性 つむじ 薄い」といったキーワードで検索しては、様々な情報に一喜一憂する日々。中には深刻な病気の可能性を示唆するような記事もあり、さらに不安が増すこともありました。誰にも相談できず、一人で抱え込んでいた時期は本当につらかったです。しかし、このままではいけないと思い直し、まずは自分の生活習慣を見直すことから始めました。睡眠不足が続いていたので、できるだけ早く寝るように心がけ、食事も栄養バランスを意識するようになりました。また、ストレスも原因の一つかもしれないと思い、週末には趣味の時間を確保したり、軽い運動を始めたりもしました。すぐに劇的な変化があったわけではありませんが、少しずつ抜け毛が減ってきたような気がしています。何よりも、自分なりにできることを始めたという安心感が、精神的な支えになりました。まだ完全な自信を取り戻したわけではありませんが、以前のように過度に気に病むことは少なくなりました。この経験を通して、自分の体と向き合うことの大切さを改めて感じています。