男性の薄毛の9割以上を占めると言われる男性型脱毛症AGAですがその進行には明確なパターンが存在します。このパターンを知っておくことは自分がAGAを発症しているのかどうかを判断する上で非常に強力な武器となります。AGAの進行パターンは大きく分けて3つあります。一つ目は額の生え際から後退していくM字型二つ目は頭頂部から薄くなっていくO字型そして三つ目は前頭部から頭頂部にかけて全体的に薄くなるU字型あるいはA字型と呼ばれるものです。これらのパターンはハミルトン・ノーウッド分類という指標によってさらに細かく進行度が定義されています。初期段階において最も分かりやすいのはM字型の兆候です。前述したように生え際の剃り込み部分が深くなり産毛が増えてきたらそれはM字型AGAのスタートラインに立っている可能性が高いです。O字型の場合はつむじ周辺の地肌が見え始めることがサインですが自分では気づきにくいため合わせ鏡などで定期的にチェックする必要があります。U字型は生え際の後退と頭頂部の薄毛が同時に進行あるいは繋がってしまうパターンで最も深刻な見た目になりやすいタイプです。AGAの特徴的な点は側頭部や後頭部の髪は最後まで残りやすいということです。これは側頭部や後頭部の毛乳頭にはAGAの原因となる酵素や受容体が少ないためです。したがってもし全体的に髪が抜けるのではなく特定の部位だけが薄くなっていると感じるならそれは円形脱毛症やびまん性脱毛症ではなくAGAである確率が極めて高いと言えます。またAGAは進行性の疾患であり一度発症すると自然治癒することはなく治療をしない限りゆっくりとしかし確実に進行し続けます。「最近少し薄くなった気がするけど気のせいだろう」「まだ若いから大丈夫」という油断はAGAにとって格好の餌食です。自分の薄毛のパターンを客観的に分析しそれがAGAの典型的なパターンに当てはまるようであれば一刻も早く専門のクリニックで診断を受けフィナステリドなどの治療薬による対策を開始することが髪を守るための唯一にして最大の防御策なのです。