良かれと思って毎日行っているヘアケアが実は髪の毛や頭皮にダメージを与え薄毛の原因になっているとしたらこれほど悲しいことはありません。美しい髪を保つためには正しい知識に基づいたケアが必要ですが世の中には誤った情報や自己流のケアが溢れており知らず知らずのうちに頭皮環境を悪化させてしまっているケースが多々あります。最も多い間違いの一つがシャンプーの選び方と洗い方です。洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで根こそぎ洗い流してしまい頭皮のバリア機能を破壊します。すると頭皮は乾燥を防ごうとして過剰に皮脂を分泌しそれが酸化して毛穴を詰まらせたり炎症を引き起こしたりする原因となります。逆に洗浄力が弱すぎて汚れが落ちていないのも問題ですが自分の頭皮タイプに合ったシャンプーを選ぶことが重要です。また洗う時に爪を立ててゴシゴシと擦るのもNGです。頭皮は非常にデリケートなため傷がつくと炎症を起こし抜け毛に繋がります。指の腹を使って優しくマッサージするように洗うのが正解です。さらに朝シャンも注意が必要です。朝は忙しくすすぎが不十分になりがちでシャンプー剤が頭皮に残ると炎症の原因になります。また頭皮の皮脂膜が再生される前に外出して紫外線を浴びると頭皮が直接ダメージを受けてしまいます。洗髪は夜に行い一日の汚れをしっかり落としてから寝ることが基本です。トリートメントの使い方も重要です。トリートメントは髪の毛を補修するためのものであり頭皮につけるものではありません。頭皮につくと毛穴を詰まらせる原因になるため毛先を中心に塗布し頭皮にはつかないように注意しましょう。ドライヤーのかけ方も見直すべきポイントです。熱によるダメージを恐れて自然乾燥させるのは雑菌の繁殖を招き頭皮環境を悪化させるため避けるべきですが熱風を近づけすぎたり同じ場所に当て続けたりするのも頭皮と髪を傷めます。タオルドライで水分をしっかり取った後根元から乾かし最後は冷風で引き締めるのが理想的です。日々の積み重ねが髪を作ります。間違った習慣を断ち切り正しいケアを継続することで頭皮は必ず応えてくれるはずです。