自分ではなかなか確認しづらい場所でありながら他人からは最も見られやすい場所それが頭頂部いわゆるつむじ周辺です。自分はまだ大丈夫だと思っていても満員電車やエスカレーターなどで後ろに立った人から「あの人薄くなってきたな」と思われている可能性は否定できません。頭頂部の薄毛は自分では気づきにくいため発見が遅れがちになるのが最大の特徴でありリスクでもあります。しかし工夫次第で頭頂部の異変を早期に発見することは可能です。基本となるのは合わせ鏡を使ったチェックです。洗面台の鏡を前にし手鏡を持って後頭部を映し出します。このときつむじ周辺の地肌の見え方に注目してください。健康な状態であればつむじの中心から渦を巻くように髪が生えており地肌は見えても線状や点状です。しかしいもし地肌が丸く透けて見えていたりつむじの渦が不明瞭になって地肌の露出面積が広がっていたりする場合は薄毛が進行しているサインです。特に照明の下で見たときに地肌がテカテカと光って見える場合は皮脂の過剰分泌や皮膚の硬化が疑われます。またスマートフォンのカメラ機能を活用するのも有効です。フラッシュを焚いて頭頂部を真上から撮影し定期的に画像を保存して比較することで客観的な経過観察ができます。このとき髪が乾いている状態だけでなく濡れている状態でも撮影しておくとボリュームの変化がより顕著に分かります。触感によるチェックも重要です。つむじ周辺の髪を指で触ってみて側頭部や後頭部の髪と比べて明らかに細くなっていたりハリやコシがなくなってペタッとしていたりする場合はAGAの影響を受けている可能性が高いです。AGAは頭頂部と前頭部に症状が出やすく側頭部や後頭部は影響を受けにくいという特徴があるため部位による髪質の差を比較することは非常に有効な判断材料となります。さらに枕カバーに付着する抜け毛の量や質をチェックすることも忘れてはなりません。見えない敵と戦うためには文明の利器と自分の感覚をフル活用して死角をなくし常に監視の目を光らせておくことが大切なのです。