AGA治療は健康保険が適用されない自由診療であるため治療費は全額自己負担となります。効果を維持するためには数年数十年にわたって薬を飲み続けなければならないためランニングコストは患者にとって大きな悩みとなります。そこで強い味方となるのがジェネリック医薬品(後発医薬品)です。ジェネリック医薬品とは先発医薬品(新薬)の特許期間が満了した後に他の製薬会社から発売される同じ有効成分を含む薬のことです。開発費が抑えられるため先発品に比べて価格が大幅に安く設定されています。AGA治療薬においてもプロペシアのジェネリックとしてフィナステリド錠がザガーロのジェネリックとしてデュタステリド錠が国内の多くのメーカーから発売されており先発品の半額近い価格で入手できることもあります。月々の薬代が数千円安くなれば年間で数万円の節約になり長期的な治療継続のハードルを大きく下げることができます。品質に関しても国内で承認されているジェネリック医薬品であれば厚生労働省の厳しい基準をクリアしており生物学的同等性が証明されているため先発品と同等の効果と安全性が担保されています。添加物や錠剤の形状色が異なることはありますが有効成分の働きに変わりはありません。しかし注意が必要なのはクリニックによっては海外製の未承認ジェネリックを「ジェネリック」と称して処方している場合があることです。国内承認薬と海外製未承認薬では安全性の担保レベルが全く異なります。特に万が一の健康被害に対する公的な救済制度の対象となるのは国内承認薬のみです。診察を受ける際には「国内承認のジェネリックですか?」と確認するかクリニックのウェブサイトなどで取り扱っている薬のメーカーを確認することをお勧めします。安さは正義ですが安全性という土台があってこそです。信頼できる国内メーカーのジェネリック医薬品を賢く利用することで経済的な負担を減らしつつ質の高い治療を継続することがAGA治療成功の秘訣と言えるでしょう。